たすくおじさん

歴史の教科書に登場する数々の人物たちが、なぜ命がけで険しい道のりを歩み、この場所にたどり着こうとしたのか。その答えを探しに、今回は和歌山県に鎮座する熊野本宮大社（くまのほんぐうたいしゃ）の奥深い歴史を紐解いていきましょう。　

熊野信仰の核心に迫る学術的考察。なぜ神倉神社は「元宮」、熊野速玉大社は「新宮」と呼ばれるのか？世界遺産にも登録された二社の関係性を、磐座信仰から社殿信仰への変遷、神話、そして「お燈祭り」の儀礼を通して深く解説します。歴史探究の旅へ誘う決定版ガイドです。

和歌山県の世界遺産・補陀洛山寺。南海の浄土を目指し、生きては帰れぬ船で旅立った「補陀洛渡海」とは？平維盛や金光坊の逸話、井上靖の小説の舞台にもなった壮絶な歴史を、アクセス情報と共に詳しく解説します。

1218年、尼将軍・北条政子はなぜ聖地・熊野を目指したのか？その旅は、源氏将軍の後継者問題を巡る朝廷との息詰まる外交戦であり、日本史を揺るがす「承久の乱」の序章でした。歴史の裏側に隠された政子の真の目的と、彼女の驚くべき政治手腕を詳しく解説します。

秦の始皇帝の命で不老不死の薬を求めた徐福。なぜ彼の終着点は和歌山県新宮市なのか？『史記』の記述から、阿須賀神社や徐福公園の史跡、史実を巡る論争まで、2200年の時を超えた歴史ロマンの謎に迫ります。

『日本書紀』で一行しか記されない謎の女王・名草戸畔。なぜ神武天皇の敵が和歌山で慈悲深い神として祀られるのか？古代史のミステリーを、地域の伝承、比較神話学、そして聖地巡礼ガイド付きで徹底解説します。あなたの知らないもう一つの日本創生史がここに。

「よみがえりの地」熊野信仰の核心、熊野那智大社への巡礼ガイドです。御神体である那智の滝の荘厳な自然崇拝から、神仏習合の歴史、青岸渡寺との関係までを深く解説。熊野三山へのアクセス方法、地図、旅を深めるための参考文献も網羅し、あなたの魂の再生の旅をサポートします。